Sustainable Development Goals（持続可能な開発目標）の略称で、2015年に国際連合が採択した2030アジェンダに含まれる、持続可能な開発を実現するための17のグローバル目標のことです。

これらの目標は、人々の生活の質を向上させ、地球上の資源を保全し、
経済成長を促進することを目的としています。
SDG'sは、政府、国際機関、民間企業、市民社会団体など、あらゆるレベルの組織が協力して達成されることを目指しています。

地球温暖化とは、地球上の平均気温が長期的に上昇することを指します。
この現象は大気中の温室効果ガス（主に二酸化炭素、メタン、一酸化窒素など）の増加によって引き起こされます。

これらのガスは太陽からの熱を大気中に留め、地球の表面温度を上げています。過去100年以上にわたる人間の活動によって大気中の温室効果ガスの濃度が急激に増加したため、地球温暖化が進行しています。
これにより、氷河が溶け、海面が上昇する現象が起きています。

また気温上昇による異常気象や自然災害の発生率が 増えているなどの影響も報告されています。

マイクロプラスチックとは、直径5mm以下の微小なプラスチック粒子のことを指します。主に海洋や淡水、土壌などに存在し環境汚染の原因となっています。 マイクロプラスチックは主に2つの形態で存在します。

１つは、製品から発生するプラスチックの微小な粒子で、 洗剤や化粧品などの製品に含まれるマイクロビーズなどが代表的なマイクロプラスチックです。
もう１つは大きなプラスチック製品が自然の中で風化し、分解され海や土壌に存在しているものです。

マイクロプラスチックは生物の摂取や生態系への影響など、環境へ悪影響を及ぼすと報告されています。 そのため、マイクロプラスチックの削減や適切な処理が求められています。

食品容器には、食品を保管するための様々な秘密があります。

❶保護 食品容器は、食品を外部の環境から保護する役割を果たします。
これは、空気、湿気、光、細菌、カビ、虫、動物などから食品を守ることが含まれます。

❷賞味期限 密閉容器を使用することで、酸化や湿気、細菌などによる食品の劣化を遅らせることができます。

❸便利性 食品の保管や運搬を簡単にすることができます。 また、食品を小分けにすることで、調理や食べる際の手間を省くこともできます。

❹環境への影響 リサイクル可能な素材を使用することで食品容器は資源へとなります。

❺衛生管理 食品容器は、衛生管理にも重要な役割を果たします。
食品容器により、食中毒や感染症のリスクを軽減することができます。

1980年代、全国の市町村でゴミ処理の問題が大きな社会的課題となりました。エフピコは企業としていち早くこの問題に取り掛かり、1990年、世界で初めてエフピコ方式のリサイクルをスタートしました。

今では当たり前のように見るスーパーマーケットに置かれた使用済み容器の回収ボックス。これをスタートしたのがエフピコなのです。
それでも現在の使用済み食品トレーの回収率は約30％に留まり、この運動のさらなる広がりが必要です。

エフピコでは原油などの地下資源に対して使用済み容器を”地上資源”と呼んでいます。地上資源を繰り返し使い続けるリサイクル活動の輪を皆様のご協力をいただきながら進めてまいります。

約30年以上前（1990年）、株式会社エフピコが世界で初めて実現した
循環型のリサイクル方式です。

一度使った食品容器を、スーパーマーケットの店頭の回収ボックスで回収し、特別な機械で何度も洗浄し、原料に戻し、新しい食品容器に蘇らせる方法のことです。

使用済のペットボトルをさまざまな場所で回収し、特別な機械で洗浄し、原料にして、透明のプラスチックサラダ容器に蘇らせるリサイクルシステムです。

スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで販売される、さまざまな食品の持ち運びに活躍する「簡易食品容器（トレー）」を作るトップメーカーです。

本社は広島県福山市と東京都新宿区にあり、エフピコグループ全体で約5,000人の社員が働いています。

環境保護にもいちはやく取り組み、独自のリサイクルシステムを構築し、
「エコロジー、安全、安心、健康」を応援する製品をお届けしています。